DN紙による8年間のAlliansen(中道右派政権)の分野別政策検証シリーズ第三回は犯罪。
プラス面では以下が挙げられたいます。
・犯罪の減少
暴行、恐喝、性犯罪、窃盗、詐欺、脅迫を経験したかというスウェーデン人は減少しています。
11.4%(2013) ← 13.1%(2005)
・警察、検察、裁判所、矯正への信頼度は2006年より、2013年が高かった。
・警察予算の増加 172億SEK(2006) → 211億SEK(2014)
・安心感の高まり 自宅近くで一人で夜遅く外に出るのが怖い、という人は減少している。 21%(2006) → 15%(2013)
マイナス面では以下が挙げられています。
・警察のITシステムが不十分
・DNAテストが少ない
・組織犯罪の増加
・警察予算の増加にも拘わらず、事件の解決率は下降している
・警察から検察への送検率は下降している (2013年は14.6%)
DNによれば、警察が取り上げてくれなかったり、送検率、解決率が低いので、民間の調査会社に依頼するケースが増えているそうです。
企業だけではなく、Karlshamnコミューンも2013年に市職員の背任の疑いが出た時、民間の調査会社に依頼したケースが取り上げられています。