上昇する家計の貯蓄率 ー スウェーデン

DN紙はスウェーデンの家計の貯蓄率の上昇を報じています。

 

2013年の貯蓄率は6.1%で20年振りの高い水準。

 

その背景は格差の拡大とのことです。つまりマクロでは余裕のある階層が減税などで増えた可処分所得を貯蓄に回している一方、

失業者などは可処分所得が減少し、貯蓄の余裕がないようです。

 

中央統計局(SCB)によれば、夫婦共稼ぎの家計の可処分所得は2005年と2010年の間に5万クローナ増加した一方、仕事をしていない家計の可処分所得は8000クローナ減少しました。