中国に代わる〈世界の工場〉と言われるメキシコにバカンスに来ました。
メキシコ東南部ユカタン半島Puerto Aventurasというカリブ海岸のリゾートです。
ストックホルムから11時間半のチャーター便はほぼ満席でした。
このリゾートはBarceloという国際的なリゾートチェーンでホテル内の施設は欧米のスタンダードなのですが、一歩ホテルの外に出ると一般国民の貧しさが明確です。
メキシコのジニ係数はチリに次いで高く、貧富の差が大きいようです。
国立統計地理情報院によると、労働者の7人に1人は1日の平均賃金が5.10ドル未満。平均時給は2.43ドル。
経済協力開発機構(OECD)によれば34の加盟国中2013年の労働時間が最も長かったのはメキシコ(2237時間)でした。
メキシコは自動車生産で世界8位。中国に代わる世界の工場とも言われます。
メキシコへの海外からの観光客は2373万人、世界15位でした。
OECDは、80年代を通じて24か国の加盟国により構成されていましたが、90年代に入り、メキシコ(94年)、チェコ(95年)、ハンガリー(96 年)、ポーランド(96年)、韓国(96年)の5か国が加盟、更に2000年にはスロヴァキアが、2010年にはチリ、スロベニア、イスラエル、エストニ アが加盟し、34か国となっています。
OECD=先進工業国とのイメージがあったのですが、メキシコについてはこのイメージは払拭の必要がありそうです。