私が今年頂いた年賀には昨年までとは違う新傾向があるのに気がつきました。
ご本人、ご家族、ご親族の病気、ご不幸などに触れられた方が増えたことです。
私は67歳で、この年齢になると当然かもしれませんが、昨年まではあまり実感した記憶がないトレンドです。
年齢とともに体力、健康など肉体的条件が悪化するのは不可避でしょう。
それでも幸福感が年齢とともに低下するか、というとそうではありません。
左のグラフは米国における年齢層別の主観的幸福感を示しています。
主観的幸福感が一番低いのは50-53歳で、その後年齢と共に上昇し、82-85歳でピークに達します。
米国では年金生活者は"Goden age"と言われます。
NY Times のコラムニストDavid Brooks氏は "Why Elders Smile"と題する記事(2014-12-04)で高齢者がなぜ幸せと感じるかを分析しています。
米国のこの傾向が欧州や日本でも当てはまるかは検証してみる必要があります。
少なくとも日本では当てはまらないのではないか、と推測されます。不幸な高齢者のニュースが目立ちますね。下の図は日本人の幸福度は高齢になっても上昇しない、ことを明示しています。(内閣府平成20年版国民生活白書)
今年私が頂いた年賀の新傾向から私の今年のアクションプランは、元気で出来る間に出来るだけ旅行などもし、人生をエンジョイし、ハッピーでいよう、というものです。