年齢層別のファッション雑誌 in Japan

7日にストックホルムに戻り、8日は早速娘のbarnvakt (子守り)。


今年40歳になる娘の日本からのお土産のリクエストはファッション雑誌。


日本では年齢別におすすめ雑誌が決まっている話しをしたら、娘は


〈それは面白い。スウェーデンでは年齢は関係ない。自分の好きなファッションを選ぶ。年齢層別のおすすめ雑誌などはありえない〉


とのコメントでした。


日本の女性は自分の好みよりも〈周りがどのような期待をしているか、というような社会的圧力〉によって空気を読んでファッションも決めているのでしょうか。


これで思い出したのは『青い光が見えたから』(講談社)で著者の高橋絵里香さんが披露されている逸話です。


中学まで北海道・中富良野で過ごしフィンランドの高校に留学した高橋絵里香さん。友達に〈何色の服が好き?〉と聞かれても答えられなかったそうです。日本では中学まで制服だけが選択肢で、自分が何色の服が好きか、考えたこともなかったとのことでした。