スウェーデンの高校にあるもの・ないもの by 池田毅司先生  当別=レクサンド姉妹都市交流

当別高校教諭の池田毅司先生から〈スウェーデンの高校にあるもの・ないもの - レクサンド高校を訪問して感じたこと〉という興味深い論文を頂きました。(〈たのしい授業〉2015.5月号、仮説社) 当別別高校は2013年からレクサンド高校と交流をされています。

 

レクサンド高校の〈なし〉は

①制服、スタイルの規制がない

②授業料がない。

③職員室、事務室がない

④校内放送がない

⑤朝の会も掃除もない

⑥部活動がない

⑦靴を履き替えない

⑧チャイムがない

⑨ノートをあまり使わない

⑩1クラス20人位しかいない

 

レクサンド高校の〈ある〉は

①コースが10ほどもある

②ランチ無料の食堂棟がある。

③カフェがある

④自習スペースがけっこうある

⑤個人のロッカーがある

⑥全教室にプロジェクターとノートパソコンがある

 

スウェーデンでは教育によって〈自立した人間〉をつくる、などの教育のあり方、人の生き方についても書かれています。

 

北海道の当別町はスウェーデンのレクサンドと28年前から姉妹都市交流があり、私も東海大の学生と一緒に様々なプロジェクトに関わらせてきました。

今年は9月のカルチャーナイトに合わせ、東海大学国際文化学部デザイン文化学科の学生16名の北欧視察団(石塚教授)、当別町の宮司町長がレクサンド訪問を計画されており、交流は一層深まりそうです。

 

・ 2005年   東海大学と当別町は「学官連携に関する基本協定」締結

・ 2007年6月 姉妹都市交流20周年で約80名のレクサンド市からの訪問団が当別を訪問。東海大学生は、環境についてのシンポジウムの企画実行、通訳ガイドのサポート。http://bit.ly/vgEczT

・ 2009年5月 レクサンドとの姉妹都市交流について当別町は総務大臣賞を受賞

・ 2010年10月 当別町開基140年記念式典にレクサンド市から市長、市議会議長らのミッションが来訪。東海大学学生は、ワールド・カフェ(レクサンドの幸せ、当別の幸せ)、フェアウェルパーティーの企画実行(吹奏楽部等)、通訳ガイドのお手伝いをしました。http://bit.ly/1cfCVmI  http://bit.ly/UNJblQ

・ 2012年9月  姉妹都市交流25周年で当別からレクサンドを訪問。 東海大学生も参加。http://bit.ly/ScR8Uw