7月17日のDN紙が片足を失っても夢を追い続ける26歳のスウェーデン人プロゴルファー/カロリーン・ラーションさんを紹介しています。
カロリーンさんは2011年にニュージーランド・クライストチャーチで185人が亡くなった地震を経験し、
〈人生は15秒後に変わるかもしれない。一日一日がプレゼント。もし今日が人生最後の日ならどうする?〉
と考え始めたそうです。
そして同年、軟骨肉腫(悪性腫瘍)の宣告を受けます。
医師は、右足を切断するか、死を選ぶか?、3週間以内に決断するように勧告しました。
カロリーンさんは3週間は、504時間, 30.240分、または1.814.400秒もある、と考えます。
片足は人生すべてではない、と判断し、右足切断の手術を受け、手術後2ヶ月半に開催されたスウェーデンのゴルフ選手権(団体)に片足で参加する、というウルトラCをやってのけます。
現在は左足に負担をかけすぎないように義足を使っており、今週またスウェーデンゴルフ選手権(団体)に参加するとのこと。
カロリーンさんは現在ドイツ南部にボーイフレンドと住んでおり、講演、執筆活動などで活躍中だそうです。
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スウェーデンには生まれたときから両腕がなく、片方の足は半分の長さしかなかったのに、アート、水泳などで活躍中のLena Maria Klingvallさん、
『手が無い、足が無い、それでも希望無しではない』を出版したMikael Anderssonさん、など世界的に活躍されている障がい者も他にもおられます。
障がいがない者にとっても勇気を与えてもらえます。