須永昌博さんが本日2015年11月22日7時42分永眠されました。
昨年末食道がんの症状が現れ、治療をされましたが、10月には肺にも転移が見つかっていたようです。
須永昌博さんは東京大学を卒業された後、スウェーデン大使館科学技術部で科学技術アタッシェとしてスウェーデン政府、大学、企業へのコンサルタントとして30年間勤務されました。
スウェーデン製大規模無農薬野菜工場・スウェーデンポニックアジア(株)社長、(株)ノルディック商会代表取締役、(社)日本スウェーデン基金理事などを歴任され、ダスタフ・スウェーデン国王より北極星勲章を叙勲されています。
2002年より(社)スウェーデン社会研究所所長としてご活躍でした。
私が初めてスウェーデンに行ったのは1970年7月。同じ年に須永さんはスウェーデン大使館科学技術部に勤められました。
その後、スウェーデン、日本両国で大変お世話になりました。スウェーデンを200%信じきり、スウェーデンの日本通、オピニオンリーダーに精通されていた須永さんには本当に多くのことを学ばせて頂きました。須永さんに対する尊敬の念、謝意は言葉では表現出来ません。
日瑞関係の一つの時代の終焉の気がします。
最後にお会いしたのは今年5月29日。一時退院されてお元気な様子でした。またキックボクシングのトレーニングを楽しみにしている、と話しておられた笑顔が忘れられません。
ご冥福をお祈り申し上げます。