採用時に重視する点 スウェーデン vs 日本

企業が採用にあたってどのような点を重視するのでしょうか?

 

スウェーデンと日本のデータを比較してみました。

 

まず、上の日本のデータは経団連(大企業)の新卒採用の選考にあたって重視した点です。

 

スウェーデンでは〈新卒採用〉〈終身雇用〉という概念が基本的にありません。ほとんどが〈中途採用〉〈転職〉というケースと思われます。

下のこの調査はTCO(ホワイトカラー労組)が実施したものです。

 

・日本で重視されて、スウェーデンではトップ10にない項目としては、

コミュニケーション能力、潜在的可能性、語学力などがあります。

これらはスウェーデンでは当然、と考えられているからでしょうか。

 

・スウェーデンで重視されて、日本ではない項目としては、

楽観性、ストレスに耐えられる、などがあります。

スウェーデンでは最低年5週間の有給休暇などがあり、実働時間が少ないので、短時間に集中的に働く能力が問われるのでしょうか。

スウェーデンの調査では〈専門性〉以外に、との条件で調査されています。専門能力があるのは当たり前なのです。

 

皆さんが採用する側であれば、どのような点を重視されますか?

もちろん組織にとって長期的に活躍してもらえる人材を探しているという場合ですが。

ご意見を伺いたいものです。