義母(89)は昨年6月からストックホルムの高齢者ホーム(認知症の認められる方向け)にお世話になっています。
このÅsengården高齢者ホームのオーナーはBräcke diakoni というキリスト教系介護団体で株式会社形態の組織です。
Åsengården高齢者ホームはストックホルム市からの委託で運営しています。契約は今年、2017年に更新されるので公開入札の手続きになるそうです。
ストックホルム市の入札方式は、落札価格は市で事前に決定され、提供されるサービスの質による競争とのことです。
所長はかつてストックホルム市、Attendo社勤務の経験もあるとのことですが、Bräcke diakoniには〈短期的な利益追及〉の意向はない、とのことでした。
また、ストックホルム市が決める落札価格で十分なクオリティーのサービスは提供できるので、現在進行中の福祉企業の利益制限の議論にはあまり関心がなさそうでした。
このホームでは昨年〈親族とのコンタクトを改善する〉目標でプロジェクトチームを作り作業を進めていました。
11月に開催された親族向け情報提供会にも出席しました。
テーマは、アンケート調査、親族とのコミュニケーション改善プロジェクト、その他でした。