「スウェーデンをもっと知ってもらうために〜次の150年に向けて〜」

スウェーデン大使館のヴィクトリア・フォシュルンド=ベラス公使/代理大使の講演「スウェーデンをもっと知ってもらうために〜次の150年に向けて〜」

ヴィクトリア・フォシュルンド=ベラス公使/代理大使は2018年(日瑞国交樹立150年)のコーディネーション責任者です。

前半はスウェーデンのプロモーションの新たなアプローチと手法について
後半は2018年の具体的なプロジェクトについて

1)
スウェーデンのプロモーションの新たなアプローチについては、スウェーデン
がプライオリティを置いているテーマとして以下の4つのキーワードが挙げられました。

・innovative
・sustainable
・equal
・open

そして具体的な手法のケースとしては以下の2つが例示されました。

・Forest  
森林、持続可能性をテーマとした総括的なプロモーションプロジェクト (2016年3月、2週間)
・Future City (Minecraftを活用し、9-15歳を対象としたコンペ、国連の
持続可能な開発目標(SDGs))


2)
日本国内における2018年(日瑞国交樹立150年)の企画については
様々な具体的に準備中のプロジェクトが紹介されました。


・ソーシャル・イノベーション・ダイアログ 2月または3月)  
テーマ:『日本とスウェーデン:社会イノベーションのテストベッド』。
革新的な社会実験やテクノロジーについて最新情報を交換し、両国がかかえる高齢化など特にケア分野を中心とした社会的課題に挑む。 協力:スウェーデン地方政府連合会(SKL)、 全国知事会、自治体国際化協会(CLAIR 


・日本-スウェーデン ビジネスサミット 4月)  要人来日とあわせての開催予定。
テーマ: 『グローバルビジネスの改革』 


・ノーベル・プライズ・ダイアログ(3月 ノーベル財団、日本学術振興会(JSPS)主催。 テーマ: 『食べ物の未来』 


・アートとカルチャー 
9
月:ミュージック月間  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団来日、ジャズ音楽祭、聖歌隊による公演など。
11
月:デザイン月間 日本のパートナー、デパートとスウェーデンのコンテンポラリーデザインを紹介。 


・サッカーの親善試合


royal visitsの可能性 etc. 

私は2018年には日本側のプライオリティーともすり合わせ、両国共通の関心と挑戦
についてもさらに議論を深めてほしい、という希望と質問をしました。