世界最大手の家具製造小売業イケアの創設者Ingvar Kampradさんの訃報でスウェーデンのメディアは昨日からもちきりです。
DN紙はトップ記事 さらに4ページもの以下のような見出しの記事があります。
フラットパックで”国民の家”を輸出した
訃報に悲しむ(出身地)エルムフルトの人たち
カンプラードほど福祉を世界に拡散させた人はいない
私はずっとイケアに関心を持ち、フォローしてきました。『異形の世界企業イケア「3つの強さ」』(週刊エコノミスト)、「スウェーデンの家具王が語る経 営哲学とライフスタイル」- 『イケアの挑戦−創業者イングヴァル・カンプラードは語る』の書評(エコノミスト)などの記事も書きました。
さらに、泉川玲香前人事本部長との出会い、東海大学生の”提案型”インターンシップなどで大変お世話になり、色々学ばせてもらいました。
学んだことは一言で表現するとこれからの”働き方”のヒントです。
泉川さんとの出会い後、”イケアファンクラブ北海道”を創設し、2020年までと公表された札幌店のオープニングを支援したりしてきました。
それでも、商品の魅力もさることながら、一番期待したいのは、イケアの働き方がこれからの日本人の働き方のヒントになることです。写真は泉川さんのスライドから。”シンプルに”、”ジャングルジム型のキャリアパス”は説得力があります。
スウェーデンの産業はかつてはアセア、テトラパック、サーブなどの製造業がメインでしたが、イケア、H&Mなどはその次の世代です。カンプラードさんはスウェーデンのグローバルな産業の新しいジャンルを開拓した、と言えるでしょう。
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